【GM名】崎星(さきほし)
【システム名】モノトーンミュージアムRPG
【対応人数】3~4人
【TRPG初心者対応】可能
【システム初心者対応】歓迎
【使用するルールブック】
・基本
・インカルツァンド
・トレイメント
・フィオリトゥーラ
【レギュレーション・キャラクター作成】
初期作成(演者レベル3)。全サプリメント・リプレイ・SSS掲載データ使用可能です。
今回の卓では、「トレイメント」掲載の選択ルール「逸脱能力の制限」を使用します。
逸脱能力が回数制となります。
過去の卓では事実上PvPとなったこともあります。その点ご了承ください。
【シナリオ名】死にゆく花嫁に祝福の鐘を
【シナリオ概要】
☆今回予告
愛しい人が死んでなお、消えない気持ち。
そんなものは、大概の場合偽物だ。
たとえそれが、真実の愛であろうとも。
薄れ、忘れ、新たな恋をし。
思い出にすら、ならずに消えてしまうのだから。
『……そして二人は、お互いの死してよみがえった躯が滅び、理性を失うその日まで、共に添い遂げるのでした。めでたしめでたし』
モノトーンミュージアム「死にゆく花嫁に祝福の鐘を」開演。
――かくして、物語は紡がれる。
【コメント】
こんにちは。
名古屋から参戦します、崎星と申します。
今回は屍人となってしまったPC1とその恋人を中心とした、RP重視のシナリオを持っていきます。
過去何回か回しているのですが、毎回違った物語となっており、実質PvP状態となったこともあります。
至らない点もたくさんあるとは思いますが、精一杯楽しめるようにしたいと思っております。
どんな方々とどんな物語を紡げるのか楽しみにしております。
【補足】
☆PC別ハンドアウト
各PCには以下の設定がつきます。
PC1:ミッシェルと恋人同士。殺害され屍人となる。
PC2:紡ぎ手であるクララの友人。
PC3:祝福の国にやってきた僧侶。ミッシェルと知り合い。
PC4:祝福の国にいる異形を討伐しに来た"青の双眼"の狩人。
PC1:
推奨サンプル:闇夜のよみがえり
クラス指定:屍人
シナリオパートナー:ミッシェル・リルホワイト(推奨感情:純愛)
君は祝福の国の住人だった。ミッシェルと恋人同士で、結婚の約束もしていた。
だが、ミッシェルを見初めたこの国の王子、サイラスの手の者によって君は殺害される。
そしてある御標によって君はよみがえり、屍人となった。
ミッシェルのことは屍人になってしまった今も愛している。
彼女はどうしているだろうか。君は国に急いだ。
PC2:
推奨サンプル:夢見る魔法使い
シナリオパートナー:クララ・エテルネル・エッジワース(推奨感情:友情)
君はクララの友人であり、ミッシェルの友人でもある。
最近はミッシェルが王子と結婚するという御標が下ったことで、君たちはその準備に追われている。
しかし、クララは何やら浮かない顔だ。
紡ぎ手である彼女は言うのだった――「この結婚は間違っている」と。
PC3:
推奨サンプル:御標の守護者2.0
推奨クラス:僧侶
シナリオパートナー:ミッシェル・リルホワイト(推奨感情:心配)
君は僧侶である。サイラスとミッシェルの結婚式の為に招かれ、祝福の国にやってきた。
君は過去にも祝福の国で結婚式を行ったことがあり、ミッシェルとも知り合いである。
サイラスとミッシェルの結婚は御標により定められたもので、つまりは神からの祝福をいただいたのだと聞いた。
しかしそれにしては、花嫁であるミッシェルの顔は笑顔を張り付けたようなものである。
どこかこの結婚はおかしい。君はそう思った。
PC4:
推奨サンプル:魔弾の射手2.0
推奨クラス:狩人
シナリオパートナー:"幸福の王子"オスカー・ワイルド(推奨感情:信頼)
君は異形を退治することを旨とする魔狩人の組織"青の双眼"の一員である。
君が"青の双眼"として行っているのは、ほつれが生まれた地域に出向き、原因である異形を退治することだ。
司令であるオスカー・ワイルドが君を呼びだし、言う。
祝福の国という国にほつれが生まれているそうだ。
つまりは歪んだ御標を出した異形がその国のどこかにいるのだ。
異形は狩るべき存在である。君は祝福の国へ向かった。
NPC・舞台紹介
ミッシェル・リルホワイト
祝福の国に暮らす女性。黒髪短髪、金色の瞳、一人称は僕。
優しく世話好きで、料理の腕はもはや芸術の域。
クララ・エテルネル・エッジワース
ミッシェルとPC2の友人であり、紡ぎ手の裁縫師。
お茶屋を開いている。いつもローブを纏う、美しい女性。世話好き、というよりお節介。
過去に結婚に失敗しているらしい。
サイラス・アルバーン
祝福の国の第二王子。何不自由なく育ち、欲しい物は何でも手に入れようとする。
祝福の国
左の地中部、聖都の西に位置する小国。
"祝福の国"の名前の由来は、祝福の国中心に位置する教会の中にある"祝福の鐘"である。
御標によると、この教会で結婚式を行い、花嫁の年齢の数だけこの鐘を打てば、そのカップルは幸せになれるのだという。