【GM名(ふりがな)】
やや
【対応人数】
3, 4
【TRPG初心者対応】
可能
【モノトーンミュージアム初心者対応】
歓迎
【使用するルールブック・サプリメント】
モノトーンミュージアムRPG改訂版, カッサンドラの書架
【演者レベル】
3(初期作成)
【キャラクター】
公式サンプルキャラクター(改訂版掲載)
【演目(シナリオ)タイトル】
祈りは麦穂の畝へ消え
【演目(シナリオ)の傾向】
どちらかと言えばハッピーエンド(完全な大団円ではない)
【演目(シナリオ)概要】
左の地の西部に位置する小村“麦穂の村”。
この地には“西の聖女”と呼ばれ、多くを救う少女が居る。
”――燃やせ!燃やせ!異端を燃やせ!”
しかし、聖都は彼女を異端と認定し、異端審問官を派遣した。
神の使徒たる彼らが村に着き、福音とともに御標が”2つ”下される。
【愚かなる異端審問官は神の怒りを買い、裁きの炎に焼かれるのでした】
【聖女を騙る魔女は、聖なる炎によって清められるのでした】
【【めでたし、めでたし】】
モノトーンミュージアムRPG
『祈りは麦穂の畝へ消え』
―――彼女の愛は、誰かを救えたのか?
【GMコメント】
こんにちは、今回GMを務めますややと申します。
今回は「友人の少女(聖女)を処刑しに異端審問官がやってくるけど、それはそれとしてなんか色々あって世界がヤバい」みたいなシナリオです。
基本的にはハッピーエンド(当社比)を目指すシナリオを想定しております。
なお、本セッションはケーダさん卓とのリンクセッション卓となります。
セッション途中でPLのシャッフル(卓間での移動)や情報の交換等が発生する予定ですので予めご了承ください。
【HPのみ掲載の補足情報(任意)】
ハンドアウト
各PCには以下の設定がつく。セッション開始時にプレイヤーとよく相談すること。
また、PC3・PC4はオープニング終了後ケーダGM卓へと移動となる。
PC1:ヨハンナの幼馴染である旅人
PC2:裁縫師組合に所属する裁縫師
PC3:裁縫師組合と繋がりを持つ術者
PC4:各地を旅する其達
PC1 クイックスタート:名もなき旅人 推奨クラス:旅人
パートナー:“西の聖女”ヨハンナ 推奨感情:親心
あなたは各地を巡る旅人だ。あなたは幼少期を麦穂の村で過ごした過去がある。
ヨハンナ・PC4・チェーレは幼馴染であり、あなたが旅に出てからも時折手紙のやり取りをしていた。
ここ数年、ヨハンナが聖女と呼ばれ、奇跡を起こしているという話は聞いていた。
ある日、旅先で久々にPC4と出会い会話していると、1つの噂を耳にした。
聖都がヨハンナを異端と認定し、異端審問官が麦穂の村へと向かっているという話だ。
あなたはヨハンナを守るため、村へと急いだ。
PC2 クイックスタート:針の魔女 推奨クラス:裁縫師
パートナー:”夜の女王”アリア・B・コロラトゥーラ 推奨感情:信頼
あなたは裁縫師組合に所属する裁縫師だ。普段はPC3とともに各地で異変の解決を行っている。
あなたは裁縫師組合の長であるアリアから、「七色一座」という旅の劇団の話を聞く。
彼らが訪れた街にはほつれが発生すると言われており、直近で“麦穂の村”という小村に立ち寄ったという。
そして現在、その“麦穂の村”ではほつれが発生しており、苛烈な異端審問で知られる御神槌衆の異端審問官、“聖槍”ルッツが向かっているということだ。
あなたはアリアから事態の収拾を依頼され、麦穂の村へと向かった。
PC3: クイックスタート:夢見る魔法使い 推奨クラス:術者
パートナー:七色一座 推奨感情:疑念
あなたは裁縫師協会とつながりの深い紡ぎ手だ。
あなたは「七色一座」という旅の劇団を追っている。
この一座は各地で人気を博す小劇団なのだが、どういうわけか彼らが訪れた町や村では、不可解なほつれが発生しているのだ。
これは本当に偶然なのだろうか?
そんな折、裁縫師協会から「七色一座が聖都で公演を行う」との報せが届いた。
聖都に向かい、七色一座の正体を見極め……場合によっては、排除しなければ。
※あなたは裁縫師協会から貸与された「糸電話」を無償で常備化している。
PC4: クイックスタート:奇妙な友人 推奨クラス:其達
パートナー:チェーレ 推奨感情:自由(ポジティブなもの)
あなたは左の地を旅する其達だ。
あなたは昔、麦穂の村で過ごしたことがあり、チェーレとヨハンナの兄妹、そして(ややGM卓PC1)とともに楽しい時間を過ごした。
あなたの中では今でも、彼らは掛け替えのない友人だ。
そんなとき、あなたはヨハンナが異端と認定されたという噂を耳にする。
確か、兄のチェーレは聖都で出世していたはず。
彼にヨハンナの危機を知らせれば、きっとヨハンナを助けてくれるだろう。
チェーレに会うため、あなたは聖都へと急いだ。